先日、初めて新人研修の講師を担当しました。
盛り上げることにかけては自信があるけれど、「毎年ヤル気のない子たちがいるから、頑張ってチャレンジしてきて下さいね~。」と担当の方から言われて、「さあ、どうやってヤル気を出してもらおうかなぁ。」とあれこれ考えていました。
ところが初日の朝、真新しいスーツに身を包み背筋を正して座っている彼らを見て、そんな思いは吹き飛んでしまいました。みんな目がキレイでとても清々しい印象。まっすぐ生きている感じが伝わってきて感激してしまいました。ソリコミの入ってる一見イカツイ子もすごくピュアなたたずまいなんです。
もうこの子たちのために、知っておいてほしいこと、つかんでほしいことを100%全力で伝える。それでいい、と思いました。
グループワークで「仕事をする意義とは?」というテーマで討議をしていただきましたが、稼いだお金で親孝行したいとか、友達におごってあげたいとか、社会貢献したいという話題がいっぱい出てきて感動。日本の将来も捨てたもんじゃない。頼もしいじゃないですか。自分は新人の時にこんなことを少しでも考えたのか?と恥ずかしくなりました。
最後には「来るのがイヤでイヤで仕方なかったけれど、来てみて本当によかったです」と言ってくれた子たち、1日目で練習したスキルを2日目には自然に身につけられたという子、みんなの前で発言するのが苦手なのに、最後に素晴らしい感想を堂々と言ってくれた子、素直で一生懸命な彼らの姿にジーンと来てしまいました。
終了後記入したアンケートを持って私の前に並び、ていねいに挨拶してくれたみんな、本当にありがとう!「せんせ~泣いちゃダメっすよ」って言われちゃった。みんなの笑顔がまぶしかった。この2日間で彼らから大きなパワーをもらいました。
学校教育では集団をコントロールするために、はみ出し者が攻撃される。あれダメこれダメ、ここが足らない、とマイナスの指摘をされる。そんな環境にいるとついつい他人と比較して自分に足らないもの、苦手なものに意識が集中してしまいます。
新社会人は社会に出るということを、カンカン照りの砂漠や嵐の海に放り出されるように思っているのかも。そりゃ自分の働きに対してお金をもらうのだから責任が生じる。もちろんコミュニケーションでも気をつかわなくてはならない。タフな状況にも遭遇するでしょう。だけど自分の可能性を試す、無限のフィールドがそこに拡がっているのだということを知ってほしい・・・
学校生活の中で押された烙印やマイナスの経験にとらわれることなく、自分の強みと魅力を活かして、人生を未来を新たに創り出してほしい。このメッセージを多くの方々に伝えていくのが私の使命だと思っています。
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