おっさん、ありがとう!
この前、セッションの帰りに某所で買い物をしようとエスカレーターの右列に乗ったら、目の前に50代と思しき男性が立っていた。
すると彼の左側にいた女性が「左に寄りなさいよ」と言った。と、50代男性から耳を疑うセリフ。「なんで寄らんきゃいけねーんだよ」「あぁ?東京は右側を空けるだ?急いでるヤツはエレベーターか階段を使えばいいんだよ。」私が横を通り過ぎた後も、ベルトにもたれながら、グニャグニャしながら何かつぶやいていた。
「このおっさん、ほんまアホちゃうけ。」と思った。連れの女性に促されたからバツが悪かったのかも知れないが、
あまりに幼稚で意識が低すぎる。私に対して直接文句を言ってきたわけではないけれど、“メンチ”のひとつも切ってやりたくなる不愉快な気分だった。
「しかし、アッタマにくるなぁ!」と憤慨しながら、そんな時に一番お互いにとっていい解決策は何だろう?と頭を冷やしつつ考えた。「そんなもん、あるわけないやんけ。」「いや、もし私がコミュニケーションのプロとして誰かに聞かれたら何と答えるだろう?」「・・・・・・・・・・うわっあったわ。」「ありがとう」やん!
自分が歩道を歩いている時に、けたたましくベルを鳴らしてフルスピードですり抜ける人間がいると不愉快だ。だから私は会釈したり、「すみません」と声をかけるようにしている。それと同じじゃないか。きっと彼は後ろから当たり前のように追い上げてくる人間のために左に寄る、しかも連れの女性に促されて・・・ということに少なからず屈辱や敗北感、不快感を感じたのではないだろうか。
そこですかさず「ありがとうございます」と笑顔で声をかけられるとどんな気分だろう?一瞬バツが悪いだろうが、後味は爽やかなはずだ。声をかけた方も、もちろん気持ちがいいだろう。そう。お互いにwin-winなのだ。
「マナーだから、それに従って当たり前。空けてもらって当たり前」と思っていた自分が恥ずかしくなった。
何かエエ話で締めくくってるなぁ。私。でも、マジでそう思った。「感謝の気持ちが大切です」とかメルマガで書いてるけど、まだまだ足りませんなぁ。トホホ。



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